映画「間宮兄弟」


映画館に貼られていたポスター



スカイビルの映画館に行ってきました。天気がいいからなのか、就職活動中らしき人達がベンチで休憩していました。そんな時こそ是非間宮兄弟を見てほしいものです。


上映15分前に到着、ここは指定席はなく、整理券配布なので席は早い者勝ちです。少々焦りましたが、席への案内にはギリギリ間に合いました。平日の昼間ということもあり、客いるのか?という心配と、混雑しなくていいやーという安心の二重構造でいたのですが、チケットを購入のお客さん皆が間宮兄弟で(隣の窓口は違う映画だけど、誰も並んでいなかった)仲良し兄弟を見てなごもうという人がこんなにいるのかと驚きました。客層も結構バラバラでした。すごいな、間宮兄弟


感想です。〔以下ネタバレ
なごやかで爽やかな映画でした。ちょっぴり引っ込み思案でもてない兄と、好きな人にはガンガンアピールするけどもてない弟。30過ぎても二人で暮らしてるわけですが、二人でいることがとても楽しそうで、一歩間違えると気持ち悪いんだけど(^^;)映画だから応援出来ちゃう、そんな兄弟でした。万が一、万が一ですよ、同人等で取り上げられることがあれば、確実に弟×兄とかありそうというか、まあ逆でもいいんですが(よくない)、これが子供のまま年だけとったというのか、兄弟愛というのか、兄弟がいない自分にはわかりませんが少し羨ましくもありました。


「一日の終わりに、こうして電話ができるヤツがいるのは、いいな♡」
と兄が言うシーンがあります。予告で見た時はてっきり相手が女性なんだと思ってましたが、電話の相手は思いっきり弟でした。出張先から弟に電話して和む兄や、体当たりで怒りをぶつけてくる弟に必死にしがみつき怒りを静める兄を見てると、とっても同性愛くさいのですが、それも兄弟愛なのでしょう。今変換したら強大愛って出ました。確かにかなり強大です。


女性陣で変わっていたのは、常盤さん演じる葛原依子先生です。なぜかフルネームで呼ばれるこの先生。間宮弟からカレーパーティーに誘われてやってくるのですが、普段はとっても大人しくて不器用そうなのに、突然色仕掛け攻撃をしかけてくるとんでもない先生です。それがお色気たっぷりとかじゃなく、上着を脱ぐとか生脚を見せるとかとってもわかりやすくて笑ってしまいました。


それから間宮母も最強です。あの母だからあの兄弟なのでしょう。でも、車の運転は控えた方がいいかと・・・。弟はよく平気な顔してられますね。


お話に山があって谷があって感動の嵐、という映画ではありませんが、兄弟の生活を見てクスッと笑ったり、がんばれーと応援したり出来る映画です。映画だからかもしれませんが、あんな兄弟いたら友達になりたいな。