大阪初日

ヘリコさんに触発されて、おでかけ1時間前に突然うちわ製作開始。いきなり案が浮かんだのです。星空に浮かぶ文字が。渋いので「まあ」と書くわけにもいかず、苗字だけになりました。青には黄色が映えるだろうと文字を黄色くしてたんだけど、いろいろいじってるうちにオーロラ状態になりました。スタアな坂本昌行。そんなイメージです。


随分前に買ったつや消しシルバーのラベルがあったので、そこに印刷してみました。思ったよりギラギラしませんね。普通の紙と違うので印刷のノリが悪く、乾かさないとはがれそうです。乾かしてる暇はないので、保険に光沢紙にも印刷してうちわのもう片面に貼って持って行きました。乾かなかったらこっちを見せて振ろう。


席はアリーナでした。予想してたのと同じ席でした。アリーナといえばトロッコ。スタッフが一生懸命動かすトロッコにブイさん達が乗ってアリーナ席の間を通ります。その人力トロッコ、スーッと通り過ぎるだけでなく、たまにしばらく止まりますが、ちょうど自分達の席の辺りで止まることがあって、テンションが上がりました。記憶が正しければ坂本くんはそんなにまわって来なかった気がするんだけど(不遇)、他のメンバーはよく来ました。印象に残っているのが森田さん。スタンド側を向いて止まっていたところをクルッとこちら側を向いて見下ろした時の顔が、
「しょうがないなぁ」
といった風で、とても大人っぽかったのです。ああ、ファンはこれでやられるんだなぁと思った瞬間でした。


あの愛想のいい三宅さんがこちら側を見ないなぁと不思議に思っていたら、コンサートが終わった後の食事で判明したことがあります。それは広島公演で、今日一緒に見た隣の3人が見ていた時のこと。スタンド席で見ていたら自分達の前に出てきたのが三宅さんで、コンサート終盤だったのか3人はたいそう盛り上がり、手がちぎれんばかりに振っていたそうな。そのテンションの高さ故か、一瞬顔を背けた三宅さん、それでも「これもお仕事」とばかりもう一度向き直り歌ってくれた、とは健ちゃんばあやさん談。
「あれは怯えてたんですよね」
その記憶が蘇り、こちらを見てくれなかったのかもと話してくれました。うん、きっとそうだね。三つ子の魂百までだね。


ちなみに森田さんがこちらを見下ろしてくれたのは、ヘリコさんが森田さんの下の席で、
「こっちむいてー!おねがいだからー!」
と叫んだから・・・かもしれないと本人が話していました。こうして伝説が増えていくヘリコさんです。


しかしまあ、アリーナというのはすごい席でした。今回のツアーは特にすごかったです。あれだけ頻繁にトロッコや通路でメンバーが流れてくるとファンも大忙しです。すぐ右を三宅さん、すぐ左を岡田さんが通ってきたら、どっちを見ればいいんですか!?贅沢な悩みでした。もうこんな席はこないんだろうなぁ。